アーティファクト　instrumental

 
歪みエラーを吐いた信号に
阻まれたその記憶
宇宙でひとつの物語だ知らない船に乗っている
そんな気持ちで憧れた
地平の向こうへとひとっ飛びだもう一回
 
いつか夢中になって泣いていた
小さな僕のわがまま
目を覚ましてまた聴いておくれよ
 
数え切れぬ膨大な
データ変質　ErrorCode
タイムマシンを起動するのだ
 
何故だろう届かなくって
描画が間に合わない
途切れちゃった時間だけ戻らなくて
嫌だ...見たくもない朝が来る
 
決して叶わない夢は無いと願ってしまったのも
反対に強い僕であることをやめてしまったのも
君に自慢できる未来を描いていたのも
どれもね君を微笑わせるための真実だ
もう一度だけ君へ
 
こちら世間の波に揉まれてる
観測できない意図しない
「 青春なんてものは愚かだ 」
 
そうやって
不貞腐れるのもやめにしないかって
おどけて見せれば
また一歩近づけると信じているんだ
 
眠れなくって総てが霞んじゃうよ
ぼやけちゃって歩けない　導いてよ
お願い、君に逢える夜になれ
 
時に惹かれあう絆なんて信じてみたのも
他人は意外と優しくないんだって気づいてしまったのも
嘘を嫌ったはずの僕が変わってしまったのも
総てが君に次に逢う時の言い訳だ
 
～此処に君がいたらな、
なんて想っちゃ駄目なのに、
此処に君がいたらな、君がいたならば...～
 
ねぇ
 
一人、夢が醒めぬ世界に目覚め泣いたのも
正解を知らないままに君とさよならしたのも
ふとした時に君の声が木霊するのも
代えがたい君がいたという僕の記憶
 
そして最後に伝えたかった気持ちの総て
じゃあまたね
未来を嫌ったナンセンスな明日をさらっていこう
かけがえのない記憶を辿る旅にでるのも
それさえも全部、全部、君を想っている証なんだよ。
永久に。
 
P.S.　最後に
じゃあまたね...夢の中で、また逢おう。